感染経路

主な感染経路は2点あります。

飛沫感染:
感染している人のウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んで感染する
経口/接触感染:
便や水疱(すいほう)の中のウイルスが手に付き、口や目を触ることで、粘膜からウイルスが入って感染します。

潜伏期間

3~5日程度

症状

手足口病症状

発熱や、口の中・手のひら・足のひらに水疱や発疹ができます。
数日で良くなることが多いですが、口の中の発疹による痛みで食事がとれない場合があります。

診断

手足口病で特徴的にみられる口の中、手のひら、足のひらにできる水疱の症状で診断します。

合併症

  • 髄膜炎、脳炎:高熱、嘔吐、頭痛、呼びかけても反応しない、ぐったりするなどの症状がみられます。
  • 心筋炎:息切れ、胸の痛み、呼吸困難、不整脈などの症状がみられます。

治療

対症療法(症状を緩和する治療)を行います。

こんなときにはすぐに病院へ

  • 水分・ミルク・母乳を飲む量が少なくなったと感じるとき、哺乳量が低下したときには受診してください。

登園・登校基準

発熱や口の中の水疱が認められる時期は出席停止です。
ごはんが食べられて、全身の状態が良くなれば登校可能です。