感染経路
主な感染経路は2点あります。
- 飛沫感染:
- 咳やくしゃみをしたときに、感染した人のウイルスが含まれた口から飛び散るしぶきが、目や口の粘膜から入り込み、感染します。
- 接触感染:
- 感染している人の手に付いたウイルスがドアノブなどの物に付き、それを手で触ることで、口や鼻などからウイルスが入って感染します。
潜伏期間
1~3日程度
症状
- 発熱
- 頭痛
- 咳
- 関節痛
- 筋肉痛
- 身体のだるさ
- 食欲低下
- 咳
- 鼻水
- のどの痛み
診断
- 迅速検査:
-
鼻の奥を綿棒でこすり、診断キットで検査します。結果が出るまでの時間は約10〜15分です。
検査は発熱してから12〜24時間以降に行います。(発熱して12時間以内のタイミングでは正しい検査結果が出ない可能性がございます。)
合併症
症状が悪化する合併症として、肺炎、中耳炎、クループ症候群、熱性けいれんがあります。稀にインフルエンザ脳症もあります。
治療
抗インフルエンザ薬(発症から48時間以内)の内服と発熱などの症状を緩和する対症療法を行います。
こんなときにはすぐに病院へ
- 熱性けいれん
- 水分やミルク・母乳を飲む量が少なくなった
- ぐったりしている
登園・登校基準
- 登園基準:
- 発熱してから5日たち、かつ、熱が下がってから3日を過ぎるまで出席停止(熱が出始めた日を発症0日と数えて、発症6日目の日にちと、熱が下がった日を解熱0日と数えて解熱4日目の日にちを比較し、遅いほうの日にちから登園が可能になります。)
- 登校基準:
- 発熱してから5日たち、かつ、熱が下がってから2日を過ぎるまで出席停止(熱が出始めた日を発症0日と数えて、発症6日目の日にちと、熱が下がった日を解熱0日と数えて解熱3日目の日にちを比較し、遅いほうの日にちから登園が可能になります。)